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2019年02月18日

"ディケンズ病"ってなんだろう

"ディケンズ病"とは、英語では"Dickensian diseases"と呼ば、「ディケンズ時代の病気」または「ディケンズの小説に出てくるような古い病気」のことです。

チャールズ・ジョン・ハファム・ディケンズ(1812〜1870)は、ヴィクトリア朝時代を代表するイギリスの小説家で、主に下層階級を主人公とし弱者の視点で社会を諷刺した作品を多く残しています。

代表的な作品としては、『オリバー・ツイスト』、『クリスマス・キャロル』、『デイヴィッド・コパフィールド』、『二都物語』、『大いなる遺産』などがあります。

現在イギリスでは、19〜20世紀初頭にかけて流行した猩紅熱や栄養不良などの"ディケンズ病"と呼ばれる疾病が再燃し患者数が急増しています。

1900年代初頭に乳幼児の死亡の筆頭原因だった猩紅熱については、2010〜11年にかけて429人だった患者数が、17〜18年にかけては1321人と208%も増加しています。

更に1950年代に英全土で予防接種を推進した結果、イギリスではほぼ根絶されたはずだった百日咳が、患者数は2010〜18年にかけて59%も増加しています。

また同じ期間に栄養不良の患者は54%、痛風の患者は38%、それぞれ増加しています。

この様に"ディケンズ病"が増加する原因としては、緊縮策のために我々の社会が病んでいる、緊縮策の影響で検査や予防対策などの予算が削減されたと論議され、過去のものと思われていた疾患は今後も見過ごされ、国民が危険にさらされていると指摘されています。

"ディケンズ病"の増加は、イギリスだけにとどまらず、我が国にも警笛を鳴らしているものと思われます。


切手は1970年タークス・カイコス諸島発行の「チャールズ・ディッケンズ死去100年記念切手」で、彼の肖像と共に彼の作品である"オリバー・ツイスト"の一場面が描かれています。



デッケンズ.1970.jpg




切手は1970年アンティグア発行の「チャールズ・ディッケンズ死去100年記念切手」で、彼の肖像と共に彼の作品である"デイヴィッド・コパフィールド"の一場面が描かれています。



ディッケンズ2.jpg

posted by 血液の鉄人 at 07:45 | Comment(0) | 医学切手 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月11日

尿素で壊れない赤血球とは

人の赤血球は尿素の溶液で壊れて(溶血)しまいます。

しかしキッド(Kidd)式血液型の中のJk(a-b-)型の赤血球は尿素溶液で壊れることはありません。

キッド(Kidd)式血液型は、1951年レヴィン、ダイアモンド、ニージェラによって新生児赤芽球症の子供を産んだキッドという女性の血清中から新たに発見されました。

彼女の子供の名前から因子をJkaと命名し、彼女の抗体を抗Jka抗体と命名しました。

1953年には別の抗Jkb抗体も発見され、キッド(Kidd)式血液型の表現型はJk(a+b-)、Jk(a+b+)、Jk(a-b+)、Jk(a-b-)の四型です。

Jk(a-b-)はモンゴロイド系の人以外では確認されていないうえ、モンゴロイド内でも極めて少なく、日本人でのキッド(Kidd)式血液型は、Jk(a+b-)27.2%、Jk(a+b+)50.4%、Jk(a-b+)22.4%、Jk(a-b-)稀となっています。

Jkのホモ接合体によって発現されるJk(a−b−)はポリネシア人に多く見られ,尿素溶液対して抵抗性を示し、溶血することはありません。

ちなみに日本人のJk(a−b−)の発現頻度は0.002%(50,000人に1人)です。

そのために赤十字血液センターでは、日本人において出現頻度が極めて低い血液型に分類(T群)されています。

切手は1982年西ドイツ発行の「ウェーラーの没後100年記念切手」で、尿素の分子模型が描かれています。



尿素.jpg




フリードリヒ・ヴェーラー(1800〜1882)による無機化合物からの有機化合物の初めての合成とされるシアン酸アンモニウムから尿素への化学反応式が切手の右上に記されています。
posted by 血液の鉄人 at 07:57 | Comment(0) | 医学切手 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月04日

ウイルス性性肝炎予防

ウイルス性肝炎とは、肝臓がウイルスに感染することで炎症が起こる疾患です。

ウイルスの種類に応じて、A型、B型、C型、D型、E型、非A〜E型、その他(サイトメガロウイルスやEBウイルスなど)、の7つに分類されます。

以下に代表的な肝炎ウイルスを簡単に解説しておきます。

1.A型肝炎ウイルス・E型肝炎ウイルス

A型肝炎ウイルスとE型肝炎ウイルスは共通している点が多く、どちらも糞口感染で感染が起こり急性肝炎として発症します。

糞口感染とは肝炎ウイルスに汚染された食べ物や水・氷を口から摂取することで感染することです。

A型肝炎であれば魚介類(カキ)、E型肝炎であればイノシシなどが特徴的な感染経路として知られています。

2.B型肝炎ウイルス・C型肝炎ウイルス・D型肝炎ウイルス

B型肝炎ウイルス・C型肝炎ウイルスは血液や体液などで感染し、慢性化しやすいという特徴があります。

これらのウイルスは以前は輸血によって感染していましたが、血液製剤の肝炎検査が的確に行われるようになり、輸血による感染は極めて稀になっています。

ウイルスは体液中にも分泌されることから、性行為感染症としての感染成立が増加してきていることが問題になってきています。

D型肝炎ウイルスは血液を介して感染しますが、B型肝炎ウイルスと同時感染することが知られています。

この場合は急性肝炎の症状が重篤化するリスクが高まります。

切手は2018年インド発行の「ウイルス性肝炎コントロールプログラム切手」で、ウイルス性肝炎予防と治療を促進する政府主導のプムグラムを表しています。

肝臓を両手で支えて守ること、注射器と輸血用血液・水道水(清潔な水)・一粒のしずくで献血を表現しています。



ウイルス性肝炎コントロール.jpg


posted by 血液の鉄人 at 07:53 | Comment(0) | 医学切手 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月27日

虫歯予防にフッ素

フッ化ナトリウム(フッ素)は虫歯予防に効果があり、 歯磨き粉や国によっては水道水(WHO推奨)に添加されています。

フッ素が虫歯を予防する機序は、歯のエナメル質成分ハイドロキシアパタイトと反応してフルオロアパタイトを形成させて歯の耐酸性を強化すると考えられています。

現在歯科で虫歯予防のために進められているフッ素の利用法は、以下のとおりです。

1.歯科で高濃度のフッ素溶液(9000ppm,酸性フッ素リン酸溶液)を2週もしくは4週の間に3〜4回を1単位として年に1〜2回を塗る。
この場合の虫歯抑制率は、40%程度とされています。

2.フッ素洗口(フッ素洗口液、商品名ミラノール、フッ素濃度450ppm)で毎日、就寝前に歯を磨いたあとにうがいをする。
この場合の虫歯抑制率は、40%程度とされています。

3.フッ素入り歯みがきの利用(フッ素入り歯みがき、フッ素濃度1000ppm)を使用して歯を磨く。
ただし水で口をすすぎ過ぎないようにする。
この場合の虫歯抑制率は、20%程度とされています。 

フッ素は、虫歯予防のための重要なアイテムの1つですが、歯みがきと、フッ素だけで虫歯を防ぐことは残念ながらできません。

フッ素を過剰に使用すると斑状歯になるので注意が必要です(日本では水道水中のフッ素イオン濃度は0.8ppm以下に規定されています)。


切手は1977年に発行されたブラジル発行の「第3回国際歯科学会議切手」で、切手の背景に虫歯予防の二大要素としてH2O(水)フッ化ナトリウム(NaF)の文字が散りばめられ、医学のシンボルである蛇の巻き付いた杖(アスクレピオスの杖)が描かれています。




フッ素.ブラジル.jpg



切手は1987年アイスランド発行の「ヘルスケア切手」で、子供が歯磨きをしている様子とともに、フッ素の含まれた練り歯磨きののチューブ(フッ素に由来するFluorの文字)が描かれています。



歯磨き.アイスランド.jpg
posted by 血液の鉄人 at 19:25 | Comment(0) | 医学切手 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月21日

日本におけるがんの実情

2019年1月17日、厚生労働省は国内でがんと診断された患者の実態を報告しています。

これはすべての病院に患者データの届け出を義務付けた「全国がん登録」という新しい制度によるはじめての集計です。

これによりますと2016年にガンと診断された人は、995132人(男性566575人、女性428499人、性別不明58人)で、その内訳は以下のとおりです。

男性

1位 胃がん 92691人
2位 前立腺がん 89717人
3位 大腸がん 89641人
4位 肺がん 83790人
5位 肝臓がん 28480人

女性

1位 乳がん 94848人
2位 大腸がん 68476人
3位 胃がん 41959人
4位 肺がん 41634人
5位 子宮がん 28076人

全体としては、

1位 大腸がん 158127人
2位 胃がん 134650人
3位 肺がん 125454人
4位 乳がん 95525人
5位 前立腺がん 89717人

今回患者が急増した訳でなく、正確なデータが集まったためと考えられています。

今回胃がんや肺がんの減少は、ピロリ菌の除菌が進んでいることと、喫煙率の低下がが反映したと考えられています。

反面大腸がんの増加は、食生活の欧米化が影響していると考えられています。

現在がんは早期発見で治療することにより、生存率が著しく向上してきていることからがん検診を進んで受けて早期発見に務めることが大切です。

切手は1975年モナコ発行の「がん撲滅切手」でがん細胞を壊す様子が描かれています。



ガン.モナコ.jpg



切手は1966年イスラエル発行の「がん撲滅切手」で、がん研究を表現する顕微鏡とがん細胞が描かれています。



がん検査.jpg



切手は2002年インドネシア発行の「インドネシアがん財団25年記念切手」で、がん患者への希望を象徴する図案と胸に手をあてた女性(乳がん予防を象徴)が描かれています。



がんインドネシア.jpg

posted by 血液の鉄人 at 07:49 | Comment(0) | 医学切手 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月14日

麻薬中毒患者撲滅

麻薬中毒とは、麻薬及び向精神薬取締法において、麻薬、大麻またはあへんの慢性中毒と定義されています。

麻薬とは、以下の様に分類されています。

1.ケシから取れるモルヒネ・コデイン類。

2.コカの葉から取れるコカイン。

3.大麻から取れるものマリファナ。

4.化学的合成薬品。

鎮痛効果があるが依存性をそなえている薬物のなかで,麻薬及び向精神薬取締法で指定されたものを麻薬と定義されています。

麻薬という言葉は 1930年に公布された麻薬取締規則から用いられており,医学,薬学上の概念というよりも,行政,司法上の概念です。

薬物中毒患者は全世界に見られます。

そのため各国では薬物中毒撲滅に取り組んでいます。

我が国においても増加の傾向が見られますが、主要な欧米諸国と比較すると非常に低い水準となっていますが安心はできません。

切手は2007年リビア発行の「麻薬撲滅の日記念切手」で、箱に入ったドクロのイラストとロゴと共に、麻薬のカプセルと脳そして麻薬を打つ手が描かれています。



麻薬撲滅.jpg




切手は1973年モナコ発行の「麻薬撲滅切手」で、左側の健康な子供への麻薬を阻止する手と共に、麻薬を表す注射器と麻薬患者が描かれています。




麻薬撲滅1973.jpg
posted by 血液の鉄人 at 08:02 | Comment(0) | 医学切手 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月07日

バナバ茶

バナバ(タガログ語)はミソハギ科サルスベリ属の落葉高木で、和名はオオバナサルスベリ(大花百日紅)と呼ばれています。

バナバは、フィリピン、インドネシア、タイ、インドなど熱帯、亜熱帯に自生する植物です。

フィリピンではどこにでも生えているありふれた植物で、観賞用植物として庭先に植えたり、薬用植物として葉を煮出して飲用したり、煮出した葉や種を食べる習慣もある。

フィリピンでは医薬用植物に指定されています。

バナバの葉には、カフェインが全く含まれておらず、バナバ葉100g中に食物繊維が約25gも含まれていて他の健康茶と比較して、微量元素のカルシウムやカリウム、マグネシウムも多く含まれています。

バナバの葉に含まれるコロソール酸という成分は、乾燥したバナバ葉1kg中に約1g含まれる活性成分でインスリンと同じような作用をもっていることがわかっています。

このコロソール酸には、ブドウ糖輸送体を活性化させる働きがあるといわれています。

バナバはインスリンと同様にブドウ糖を細胞に効率よく取り込ませる働きがあるので、インスリンの分泌が減り、脂肪の蓄積が抑制され、ひいてはダイエットにも効果があるとされています。

更にタンニンの含有量も多いことから血糖値を下げ、高血圧にも効果があるとされています。

バナバは乾燥させたものが市販されているので、お茶として摂るのが一般的ですが、効果があらわれるまでに時間がかかることから、飲み続けてこそいろいろな効果を期待できる様になります。

口当たりがよくあっさりとした飲みやすいお茶です。

しかし糖尿病の治療薬を服用している人は、念のため医師と相談しから飲用されることです。


切手は1976年シンガポール発行の「樹木切手」でバナバ(オオバナサルスベリ)が描かれています。




バナバ.jpg


切手は19764年タイ発行の「国際文通週間切手」でバナバ(オオバナサルスベリ)が描かれています。



バナバ2.jpg

タグ:バナバ茶
posted by 血液の鉄人 at 07:36 | Comment(0) | 医学切手 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年01月01日

新年のご挨拶

恭賀新年

昨年中は格別のご用命を賜り厚く御礼申し上げます。

本年も皆様方のお役に立てるよう頑張っていきますので、なにとぞよろしくご愛顧のほどお願い申し上げます。
posted by 血液の鉄人 at 08:31 | Comment(0) | 医学切手 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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