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2016年04月26日

スピロヘータ

スピロヘータとは、らせん状の形態をしたグラム陰性の真正細菌の一種です。

ある種のスピロヘータはヒトに対して病原性を持つものがあり、梅毒、回帰熱、ライム病などの病原体がこれに当てはまります。

スピロヘータは細胞壁が薄くて比較的柔軟で、鞭毛の働きによって菌体をくねらせたりコルク抜きのように回転しながら活発に運動します。

最初に微生物を発見し"微生物学の父"と称されているアントーニ・ファン・レーウェンフック(1632〜1723)が、1683年9月にイギリスの王立協会に送ったスケッチにピロヘータ様のらせん菌が描かれています。

スピロヘータとして最もポピュラーな物は、梅毒を引き起こす梅毒トレポネーマ(トレポネーマ・パリーダム)です。

梅毒トレポネーマは、発見された当初から試験管内での培養が一切できずウサギの睾丸内でのみでしか培養出来ません。

切手は1968年ピトケアン諸島発行の「WHO創立20年記念切手」で、切手中央の円内に球菌と桿菌と共にスピロヘータが描かれています。



ピトケアン3.jpg


切手中央の円を拡大したもので円内中央下に螺旋状をしたスピロヘータが描かれているのが確認できます。



拡大.jpg



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2016年04月18日

痛風とヒポクラテス

同じ話題を続けますと飽きてきますので、今回はマラリア物語を一時休止し他の話題にしたいと思いますので、お付き合い下さい。

痛風は、尿酸が体内に蓄積し結晶化して関節に析出して引き起こされる高尿酸血症を原因とした関節炎です。

特に足の親指の付け根が赤く腫れて熱を持ち、強烈な痛みが走ります。

所謂“風が吹いても痛い”ほどの強烈な痛みが走ることから痛風と名付けれれたと言われています。

痛風の痛みは骨折以上の痛みとも言われています。

西欧では古くからある疾患ですが、日本では僅か100年前から登場した新参者の疾患です。

痛風については、紀元前2640年のエジプトのパピルスにはその記録があります。

古代ギリシアの医師で"医聖"、"医学の父"と称されているヒポクラテス(B.C.460?〜377)は、痛風について以下の五つの格言を残しています。

1.去勢された男性(宦官)は、痛風にはならない。

2.閉経前の女性は痛風にならない。

3.性交年齢に達する前の若者は痛風にならない。

4.痛風の炎症は40日以内に治まる。

5.痛風は春と秋に出やすい。

この格言は現代医学で正しいことが確認されています。

流石に"医聖"、"医学の父"と称されているヒポクラテスの的確な観察には驚かされます。
痛風は古くからある有名な病気で歴史上の著名な人々も悩まされていたようです。

痛風が「王の病気」「病気の王様」と言われる由縁でもあります。

切手は1968年オーストラリア発行の「第22回世界医師会議記念切手」で注射器の上部にヒポクラテスが描かれています。



ヒポクラテス.jpg

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2016年04月12日

マラリア物語−4.マラリア原虫の発見者−

マラリア原虫は1880年、フランスの熱帯病理学者で細菌学者でもあるシャルル・ルイ・アルフォンス・ラヴラン(1845〜1922)によって発見されました。

彼がマラリアを研究対象としたのは、1878〜1883年にかけて軍の赴任先のアルジェリアでマラリアが流行していたからです。

当時マラリアの原因は沼地の悪い空気であると言われ、それが信じられていました。

しかしこの当時マラリア患者の血液を光学顕微鏡で観察すると透明な袋に包まれた黒い粒が赤血球内部に見えることは一部の研究者には知られていました。

1880年、ラヴランは顕微鏡で詳細に観察しこの黒い粒が原生動物であることを発見する事になります。

そして同じマラリア患者から連続的に血液を採血し、原生動物が血球内で成長する様子を記録、最終的には胞子を形成することを観察し、胞子が赤血球を破壊して血液中に放出される時期と患者の体温が急速に上昇する時期が一致することも発見します。

また、ラブランは内臓リーシュマニア症の原因となるドノバン リーシュマニア、ツェツェバエによって感染するアフリカ睡眠病(トリパノソーマ症)なども熱心に研究し、1907年「疾病の発生における原虫類の演ずる役割に関する研究」によりノーベル生理学・医学賞を受賞します。

切手は1953年アルジェリア発行の「ノーベル賞受賞者切手」で、軍服姿のラブランと病院・研究所・兵舎が背景に描かれ、『ノーベル賞、マラリア原虫発見』と左下の氏名の下に添え書きされています。


ラブラン.アルジェリア.jpg


切手は2009年ギニアビサウ発行のものでラブランの肖像とともにトリパノソーマが描かれています。



2009.ギニアビサウ.チャールス・ルイス・アルフォン・ラベラン.jpg
posted by 血液の鉄人 at 08:09 | Comment(0) | TrackBack(0) | 医学切手 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月05日

マラリア物語−3.マラリアの病原体とは−

マラリア病原体は、単細胞生物であるマラリア原虫です。

ヒトに疾患を引き起こすのは、以下の4種類です。

1.熱帯熱マラリア原虫(Plasmodium falciparum )

2.三日熱マラリア原虫(Plasmodium vivax )

3.卵形マラリア原虫(Plasmodium ovale )

4.四日熱マラリア原虫(Plasmodium malariae )

マラリア原虫は、媒介動物であるハマダラカの唾液腺にスポロゾイトとして集積しています。

メスのハマダラカは産卵のために吸血をしますが、その際に吸血する相手に唾液を注入します。

その時にスポロゾイトが体内に侵入し感染します。

血液中に入ったスポロゾイトは45分程度で肝細胞内に取り込まれ、しばらくして分裂を開始し、分裂小体(メロゾイト)が数千個になった段階で肝細胞を破壊して血中に放出されます。

メロゾイトは赤血球に侵入し、輪状体(早期栄養体)、栄養体(後期栄養体)、分裂体の経過をたどり、8〜32個に分裂した段階で赤血球膜を破壊して放出され、メロゾイトは新たな赤血球に侵入するというサイクルを繰り返し続けます。

切手は1976年マレーシア発行の「医療研究所75年記念切手」で、顕微鏡・血液サンプル・薬品とともに熱帯マラリア原虫が描かれています。



マレーシア1976.jpg



切手は1973年ニカラグア発行の「児童保健切手」で、ハマダラカの駆除・顕微鏡・治療薬とともに上部に熱帯マラリア原虫が描かれています。


ニカラグア1973.jpg
posted by 血液の鉄人 at 07:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | 医学切手 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
卵60.jpg

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