2021年05月15日

潜水病

暖かくなり、ダイビングの季節になりましたが潜水病にはくれぐれもお気をつけ下さい。

潜水病は一般的に、潜函病、減圧症、ケイソン(caisson)病などとも言われ、急激な減圧により血液中に溶け込んだ窒素が気泡化し生じる疾患である。

以前はトンネル内作業員、潜水夫、海女などにのいわゆる職業病でしたが、近年はレジャーとして普及しているスキューバダイビングによって、一般の患者さんが増加しています。

ダイバー誰にでも起きるリスクがあり、命に危険が及ぶ可能性があるので、その危険性を理解しておくことは大事です。

潜水病は体に溜まった一定量の窒素が、血液や組織内部で気泡化することで、体に様々な影響を与える疾患で正式には、減圧症と言います。

ダイビングの際に使用されるスキューバタンク内の空気は、79%が窒素、21%が酸素という構成になっています。

およそ8割が窒素なので、ダイビング中の体内には窒素がどんどん溜まってしまうのです。

手足のまひや脱力感、めまい、呼吸困難などの症状が現れるのです。

そして重症になってしまうと、死に至る可能性もある危険な病気です。

蓄積された窒素は、陸に上がった時に気泡化し、潜水病を起こします。

潜水病になってしまったら、医療機関にある再圧チャンパーに入る必要があります。

かつては潜水病に最適な治療法がなく、危険な疾患と考えられていました。

しかし今では、再圧チャンパーの中で海中と同じ環境を作ることで、体の中にたまっている窒素を体外に排出できるようになりました。


切手は1960年オランダ領アンティル諸島発行の「がん征圧賦課金付切手」でスキューダイバーが描かれています。



潜水.オランダ領アンティル.1960.jpg




切手は1993年コンゴ発行の「深海潜水艇小型シート」で、深海潜水艇とキューダイバーとイルカが描かれています。



潜水艇とダバー.コンゴ.1993.jpg


タグ:潜水病
posted by 血液の鉄人 at 08:06 | Comment(0) | 医学切手 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする