この効果は、レンゲ蜂蜜・アカシヤ蜂蜜・クローバー蜂蜜どのような種類の蜂蜜でも効果が認められています。
残念なことに何故蜂蜜が咳に効果があるのかは、医学的には明らかにされておらず、蜂蜜には何らかの複数の抗酸化物質を含んでいるからではないか、あるいは甘みを感じる神経が咳止めに関与しているのではないか推測されているだけです。
従って原因がはっきりしない長引く頑固な咳が続くときは、闇雲に蜂蜜を使うよりも医療機関を受診されることです。
1歳以上の子供にも蜂蜜を与えることによって咳が軽減されるという報告は得られています。
大人の風邪や上気道炎など比較的軽度な短い咳に対しては、コーヒーに蜂蜜を加えて飲むことにより咳が軽減されるということが明らかにされています。
これはコーヒーには気管支を拡張する作用があることと、咳止めと気管支拡張効果を得られ、更に蜂蜜の咳止め効果が相まって咳が軽減されるとされています。
ここで特に注意することとして、1歳未満の子どもには蜂蜜を与えてはいけません、なぜなら蜂蜜に含まれるボツリヌス菌によってボツリヌス症を起こすリスク極めて高いからです。
【乳児ボツリヌス症】
一般的に、蜂蜜は出荷前に加熱処理を行わないため、ボツリヌス菌が混入していることがあります。
生後1歳未満の乳児は、腸内環境が成人とは異なり、腸管内でのボツリヌス菌の定着と増殖が起こりやすいとされます。
ボツリヌス菌は、芽胞(がほう)を形成しますが、この芽胞で汚染された蜂蜜を乳児が食べると、腸管内で発芽、増殖して、毒素を産生して乳児ボツリヌス症を発症することがあります。
生後1歳未満の乳児にハチミツ入りの飲料・お菓子などの食品を与えることも危険です。
実際生後1歳未満の乳児に蜂蜜を与えた結果乳児ボツリヌス症を引き起こした事例は報告されています。
生後1歳以上になると、離乳食等により腸内環境が整う時期となるため、蜂蜜を与えても何ら問題はありません。
切手は2017年ジャージー島発行の「養蜂家協会100年記念切手」6種の内の1種で蜂蜜が描かれています、ちなみにこの切手全てに蜂蜜の香りがつけられてます。

切手は2013年ニューカレドニア発行の「蜂蜜とミツバチ切手」で養蜂の様子とともに蜂蜜が描かれています。

切手は2015年スロベニア発行の「スメベニアの料理切手」で、伝統的なスロベニアの朝食で、バターと蜂蜜を塗ったそば粉入りパン、リンゴと牛乳がが描かれています。
この切手にも乳蜜の香りがつけられています。
