この定理は直角三角形の斜辺の長さの2乗は、他の2辺の長さの2乗の和に等しいというもので、公式で表すと「aの2乗+bの2乗=cの2乗」です。
今回今から3700年前の古バビロニア(現在のイラク)の遺跡から見つかった粘土板に、数学の「三平方の定理」を使った正確な直角三角形が描かれていたことが分かりました。
これまでの研究から、バビロニア人はピタゴラスより1000年も早く定理を理解していたことが明らかになっています。
この研究結果は2021年8月3日オーストラリアの数学者が国際雑誌に投稿しています。
今回の発見で、直角を必要とする実際の測量などに知識を応用していたことも確認されたことになります。
切手は1972年スリナム発行の「ピタゴラスの定理切手」で、ピタゴラスの定理が描かれています。

切手は1955年ギリシャ発行の「ピタゴラス会議切手」で、ピタゴラスの定理が描かれています。

切手は1983年サンマリノ発行の「科学のパイオニア切手」の中の1枚で、ピタゴラスの定理と共にピタゴラスの横顔が描かれています。

切手は2014年韓国発行の「国際数学者会議切手」の中の1枚で、ピタゴラスの定理が描かれています。
