2023年07月08日

オリンポスの十二神物語−11.ヘスティア−

ヘスティアは、ギリシア神話に登場する炉、暖炉、家庭、家族、国家の正しい秩序を司る処女の女神です。

ローマ神話のウェスタと同一視されています。

古代ギリシアにおいて炉は、家の中心であり、従ってヘスティアは、家庭生活の守護神として崇められていました。

ヘスティアは、アポロやポセイドンに求婚されますがいずれも断り、ゼウスに永遠の処女を守ることを誓います。

この誓にゼウスはヘスティアに結婚の喜びと引き換えに全ての人間の家でその中央に座すこと、犠牲の最良の部分を得ること、オリンポスの炉の火守りそして全ての神殿で他の神々から崇拝される特権を与えたとされています。

切手は1986年ギリシャ発行の「ギリシャ神話ーオリンポスの神々ー切手」の中の一枚で、ヘステイアが描かれています。


ヘステイア.ギリシャ.1986.jpg
posted by 血液の鉄人 at 07:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | 医学切手 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする