2024年04月06日

梅毒に悩んだ著名人−3.ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ−

オランダのポスト印象派の画家で、"炎の画家"、"狂気の画家"と称されて有名フィンセント・ヴィレム・ファン・ゴッホ(1853〜1890)も梅毒を患っていました。

梅毒と診断されてからは水銀療法や座浴療法を受け続け、晩年は梅毒が進行し梅毒による麻痺性痴呆と診断されて、精神病院にも入院しています。

ゴッホは淋病で入院していた時期もあったことから、なおさら梅毒感染説は真実味を帯びるというわけです

ゴッホは生前から「耳きり事件」などの奇行が目立っていたことから、統合失調症や双極性障害、メニエール病による奇行というのも有力な説ですが、神経梅毒が原因の奇行だったのではないかという説もあります。


切手は1990年セントビンセントおよびグレナディーン諸島発行の「ゴッホ死去100年記念切手」の中の一枚で、耳を切り落とした後の『包帯を巻いた自画像』です。


ゴッホ自画像.セントビンセントおよびグレナディーン諸島.1990.jpg



切手は2003年サントメ・プリンシペ発行の「著名人切手シリーズ」の中の一枚で、耳を切り落とした後のゴッホの肖像が描かれています。



ゴッホ.サントメ・プリンシペ.2003.jpg



切手は2001年モザンビーク発行の「ゴッホ絵画連刷切手」で、ゴッホの肖像と彼の絵画が描かれています。


ゴッホ連刷切手.モザンビーク.2001.jpg



切手は1998年ウドムルト共和国発行の「絵画切手」でゴッホの肖像が描かれています。


ゴッホ.ウドムルト共和国.1998.jpg
posted by 血液の鉄人 at 08:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | 医学切手 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする