2024年06月15日

梅毒に悩んだ著名人−13.スメタナ−

ベドルジハ・スメタナ(1824〜1884)は、チェコの作曲家・指揮者・ピアニストでロマン派の作曲家として有名です。

6つの交響詩から成る『わが祖国』と、オペラ『売られた花嫁』、弦楽四重奏曲『弦楽四重奏曲第1番 「わが生涯より」』で知られています。

1874年より現れた耳の疾患、進行性麻痺と精神錯乱の原因は、若い頃に感染した梅毒スピロヘータによる脳梅毒の末期症状だとされています。

彼は1874年7月から耳の疾患が悪化し、10月には聴覚を失いますが、発作のない時や弟子の手を借りて精力的に作曲を続けています。

1884年スメタナは、梅毒の進行による脳障害でプラハの精神病院に収容されてここでその生涯を閉じます、享年60歳でした。


切手は1934年チェコスロバキア発行の「音楽家切手」で、スメタナの肖像が描かれています。


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切手は1949年チェコスロバキア発行の「スメタナ切手」で、スメタナの肖像とともに国民劇場が描かれてます。



スメタナ.チェコスロバキア.1949.jpg


切手は1951年チェコスロバキア発行の「プラハの春切手」の中の一枚で、スメタナの肖像が描かれてます。


スメタナ.チェコスロバキア.1951.jpg


切手は1954年チェコスロバキア発行の「チェコ音楽の年記念切手」の中の一枚で、スメタナの肖像が描かれてます。


スメタナ.チェコスロバキア.1954.jpg


切手は1974年チェコスロバキア発行の「スメタナ生誕150年記念切手」で、スメタナの肖像が描かれてます。


スメタナ.チェコスロバキア.1974.jpg
posted by 血液の鉄人 at 10:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | 医学切手 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする