夏至とは、1年で1番昼の時間が長い日で、この日を境にだんだんと日が短くなっていきます。
昼が一番長いと言っても梅雨のまっただ中で、田植えの時期です。
関西のある地域では、稲の根がタコの足のように深く広く張ることを祈願して、夏至から半夏生(夏至の10〜11日後)の間にタコを食す風習があり、関東では新小麦ともち米を半分ずつ混ぜ合わせて作った焼き餅を食べる風習があります。
これは小麦餅とも呼ばれており、「餅のように何事にも粘り強く」との意味が込められています。
ヨーロッパでは夏至祭と呼ばれるお祭りがあり、夏至(6月21日)または聖ヨハネの日(6月24日)のあたりに行われます。