世界的にコンドームを正しく使用する教育を積極的に推進して、HIV感染者を激減させた国は多くあります。
各国は、コンドームの正しく使用してHIV感染予防を呼びかけたリアルな切手を多く発行しています。
1991年11月に日本エイズ予防財団が作成したコンドームの中に裸の女性を配し、「薄くても、エイズにとってはじゅうぶん厚い」の標語入りポスターが、表現に問題があるとして、公共施設での掲示を拒否されるなど各方面から非難される事態が発生したことありました。
そのことから以後コンドームを使用したポスターは一切作られていません。
そのような経緯からして、残念ながらわが国では、コンドームを描いたHIV予防切手の発行は、今後もされないでしょう。
2001年にレソトから発行されたエイズ撲滅切手は、兵士の顔にコンドームを描いています。
