1805年10月21日にスペインのトラファルガル岬の沖で行なわれたトラファルガー海戦でフランス・スペイン連合艦隊を破り、ナポレオンによる制海権獲得・英本土侵攻を阻止しましたが、自身は戦死しました。
この戦いで戦死したネルソン提督の遺体は、腐敗を防ぐためラムの樽に漬けてイギリスに運ばれましたが、イギリスに帰還するまでに、提督にあやかるためにネルソン提督を漬けたラムを水兵たちが盗み飲みしてしまったため、帰国の際には樽は空っぽになっていたという逸話があります。
そのことからラム酒を『ネルソンの血』と呼びます。
切手は1982年イギリス発行の「海の遺産切手」で、ネルソン提督とビクトリー号が描かれています。
