この白杖(はくじょう)は、1930年にイリノイ州ペオリアのライオンズクラブ会員ジョージ・A・ボーナムが発明しました。
そして今、世界中の視覚障害者がこの『白い杖』を使用しています。
ライオンズクラブと『白い杖』との関係は、1925年第9回ライオンズクラブ国際大会においてゲストスピーカーのヘレン・ケラー女史(1880〜1968)が、「ライオンズよ!闇を開く聖戦の騎士たれ」と呼びかけて以来、盲人を助け、眼を守る運動はライオンズクラブの奉仕活動の大きな柱になっています。
ライオンズマークの意味は、会員とクラブが、ともに一つになって進むことを意味しています。
円の中にある大きなLは、法(Law)、自由(Liberty)、労働(Labor)、忠誠(Loyalty)、愛(Love)、生命(Life)、ライオン(Lion)、を象徴しています。
ライオンの顔は2方向を向いていますが、これは非利己的な奉仕をあらゆる方向に向かって行うことを意味し、かつ、1頭は過去の輝かしいライオンズの歴史を見守っており、他の1頭は前途遼遠たるライオンズの未来を見つめています。
切手は1969年ブルキニファソ発行で、ライオンズクラブのマークと共に、眼の不自由な人が白い杖を持っている光景が描かれています。