2021年08月07日

インシュリンとインスリンどちらが正しい呼び方??

日本糖尿病学会などでは"インスリン"に統一しており,現在は"インスリン"を使うことが一般的となっています。

一方,"インシュリン"は以前によく使われた語形であり,現在でも"インシュリン"の語形になじみのある人も多いのが現実です。

"インシュリン"は英語ですが、"インスリン"はドイツ語なんです。

一般的には英語の"インシュリン"が使われますが、医学用語としてはドイツ語の"インスリン"が使われる傾向にあるようです。

現在医薬品としては"インスリン"が正しい呼び方となっています。

以前は日本薬局方には"インシュリン"と記載されていましたが、時期は不明ですがいつの頃からか"インスリン"と変更されています。

要するに医学では"インスリン"と統一されていますが、一般的には"インスリン"でも"インシュリン"でどちらを使っても良いということです。


切手は1990年デンマーク発行の「付加金切手」で、6量体インスリンの結晶が描かれています。




インスリン結晶.1990.デンマーク.jpg



切手は2021年スイス発行の「インスリン発見100年記念切手」で、インスリンの三次元構造(A鎖とB鎖)が描かれています。




インスリン.スイス.2021..jpg

posted by 血液の鉄人 at 08:11 | Comment(0) | 医学切手 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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