経口避妊薬は米国の内分泌代謝科医師グレゴリー・ピンカス(1903〜1967)によって開発されたとも言われていますが、ベルギーのジャーナリスト、カール・ヴァン・デン・ブルックは長年の調査の結果真の開発者はフェルディナンド・ピーターズであると結論づけています。
※カール・ヴァン・デン・ブルック著『フェルディナンド・ピーターズ博士。ピルの本当の父』2021年第2版改定※
ピルは女性を望まない妊娠から開放しましたが、1980年代のHIVの大流行はピルにとって大きな転換点となり、現在専門家の多くは、避妊と性感染症防止の2つの役割を兼ね備えたコンドームの使用を強く推奨しています。
切手は2017年ベルギー発行の「医学の進歩切手」の中の一枚で、経口避妊薬ピルとともに開発者であるフェルディナンド・ピーターズが描かれています。

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