2019年12月に開催された第74回国連総会にて2021年を「国際果実野菜年(International Year of Fruits and Vegetables:IYFV2021)」にすることが採択されました。
国際果実野菜年の目的としては、以下のとおりです。
1.果実と野菜の摂取による栄養と健康上の利点について、その認識を高め、また政策的関心を高める。
2.果実や野菜の消費を通じて、多様でバランスの取れた健康的な食事とライフスタイルを促進する。
3.食料システムにおける果実と野菜の食料ロス・廃棄を減らす。
果実や野菜は食物繊維、ビタミン、ミネラル等を多く含み、生活習慣病を予防するために重要な供給源ですが、先進国でも成人1人当たりの平均摂取量は必要量に未だ達していません。
更に世界の果実や野菜の生産量は世界人口を養うだけの量は存在しているにも関わらす、先進国では消費の過程で、発展途上国では流通の過程で、ロス又は廃棄となり食べられていない理が現実です。
このような状況を背景に、国連は「国際果実野菜年2021」を採択し、果実と野菜の重要性をしってもらうことやロス・廃棄を減らすこと等を目的に様々な周知活動が行われました。
切手は2021年モロッコ発行の「国際果実野菜年切手」で、地球と多くの果実と野菜が描かれています。

切手は2021年トンガ発行の「国際果実野菜年6種連刷切手」で、スイカ、パッションフルーツ、パイナップル、バナナ、カボチャ、ココナッツの果実と野菜が描かれています。

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