フランスの小説家エミール・ゾラ(1840〜1902)の『ルルド』(1894)を読み、単なる好奇心でルルドにおもむいたカレルは、マリー・フェランという名前の末期の結核患者に出会いますが、彼女は重い結核性腹膜炎を患い回復の余地はありませんでしたが、マリーの最期の願いはルルドの泉で水浴をすることでした。
マリーの病状は手の施しようのない程悪く担架で泉まで運んでも途中で亡くなるだろうと思われていましたが、この霊水で回復したことを目の当たりに見て、奇跡に直面し超自然現象に見せられたことを『ルルドへの旅』に記載しています。
切手は1958年バチカン発行の「ルルドの聖母マリアの最初の出現の100周年記念切手」の中の一枚で、ここで治療する病人とルルドの教会が描かれています。
切手は1954年フランス発行の「観光切手」の中の一枚で、ルルドの光景と教会が描かれています。
切手は1993年トランスカイ発行の「著名人切手8集」の中の一枚で、アレクシス・カレルの肖像とともに負傷兵の血管縫合をしている光景が描かれています。
左下の聴診器のマークは初日印の一部です。
切手は2001年ミクロネシア発行の「ノーベル賞受賞者切手」の中の一枚で、アレクシス・カレルの肖像とその後ろにアルフレッド・ノーベルの横顔が描かれています。