彼は、つば広の丸い旅行帽(ペタソス)を頭に被り、神々の伝令の証である杖カドゥケウス(ケーリュケイオン)を手に持ち、空を飛ぶことができる翼の生えた黄金のサンダル(タラリア)を足に履いた姿で表され、時には武器である大鎌ハルペーを持っています。
この大鎌ハルペーは、ベルセウスがメドーサを退治する時に貸し与えられました。
火の起こし方を発見した神でもあります。
ローマ神話ではマーキュリーに相当します。
彼の持つカドゥケウスには2匹の蛇が巻き付き、頂に翼が羽ばたいています。
彼の持つカドゥケウスは、ヘルメスの杖と呼ばれ医学のシンボルとよく間違われます。
医学のシンボルは1匹の蛇が巻き付いたアスクレピオスの杖です。
切手は1901年ギリシャ発行の「ヘルメス切手」の中の一枚で、世界を飛び回るヘルメスが描かれています。
切手は1923年ギリシャ発行の「ヘルメス無目打ペア切手」で、大鎌ハルペーを持ち黄金のサンダルを履こうとするヘルメスが描かれています。
切手は1929年ブラジル発行の「経済と文化切手」の中の一枚で、世界を飛び回るヘルメスが描かれています。
切手は1968年オーストリア発行の「切手の日切手」で、伝令ヘルメスが描かれています。