海洋の全てを支配し、全大陸すらポセイドーンの力によって支えられ、地震をもコントロールし地下水の支配者でもあり、泉の守護神ともされています。
またポセイドンは、ゼウス・エナリオス(海のゼウス)と呼ばれるほど地位とその実力は高いとされています。
ローマ神話ではネプチューンと同一視されています。
ポセイドンが使う武器は、先が三つ又に分かれた三叉の矛(トリアイナ)で、トリアイナを使用して大波、津波、嵐を巻き起こすとされています。
※トリアイナは一般的には"トライデント"と呼ばれることが多い※
ポセイドンは美しい長髪を持ち美貌のの女性のメドーサと密通を重ね、処女神アテナの神殿で彼女と性交してしまいます。
これを知ったアテナは怒り狂いますが高位な大神であるポセイドンを罰することはできず、代わりにメドーサを罰し、メドーサの自慢の長髪は蛇となり、見る者を石化させてしまう恐ろしい怪物にしてしまいます。
この行為に対してアテナに抗議したメドーサの姉たち、ステンノーとエウリュアレーも同様の姿に変えられてしまいます。
後にメドゥサはペルセウスによって首を切られその時に飛び散った血液と共にポセイドーとの子である翼を持った馬ペガサスが生まれます。
黄金の剣と共に巨人クリューサーオールも生まれ、ペガサスとは双子にあたります。
また、ペルセウスによって切り取られてメドゥサの首はアテナの盾に取り付けられ、古代ギリシアでも魔除けとしてメドゥサの首の絵が描かれるようになったとされています。
切手は1973年グレナダ発行の「世界気象機関創立100年記念切手」の中の一枚で、半馬半魚の海馬ヒッポカンポスを連れて海を操るポセイドンが描かれています。
※ポセイドンは、馬の神の称号も持っています※
切手は1986年ギリシャ発行の「ギリシャ神話ーオリンポスの神々ー切手」の中の一枚で、三叉の矛(トリアイナ)を持つポセイドンが描かれています。
切手は1967年ブルンジ発行の「EXPO'67出品作品切手」の中の一枚で、バロック時代のフランスの画家ニコラ・プッサン(1594〜1665)作『ネプトゥヌス(ポセイドン)とアンフィトリテの勝利』で左端に半馬半魚の海馬ヒッポカンポスに乗るポセイドンとアンフィトリテ(中央の女性)が祝福される光景が描かれています。
アンフィトリテはポセイドンに求愛され、それを嫌がり世界の果てまで逃げるがイルカに乗せられてポセイドンのもとに運ばれ彼と結婚し海の女王の地位につきます、そして息子海神トリトンをもうけます。