その結果、当時の広島市の人口35万人(推定)の内、90000〜166000人が被爆から2〜4ヶ月以内に死亡したとされています。
更に1945年(昭和20年)8月9日(木曜日)午前11時02分に長崎に対して原子爆弾「ファットマン」を投下し、当時の長崎市の人口240000人(推定)のうち約74000人が死亡しました。
広島、長崎への原爆投下は、何の罪もない一般市民を何十万と殺戮したのですから当然のことながらジェノサイド(大量殺戮)であり、人道上許されない戦争犯罪だと私は思いますが、日本国の国会議員の認識は甘く、まるで日本は侵略戦争を仕掛けたのだから米軍による無差別空襲を受けても仕方がないとでも言いたいのか?!そもそも日本の戦争とホロコーストを同列に語ること自体が支離滅裂としか言いようがないと私は思います。
"広島・長崎への原爆投下は戦争犯罪にあたる可能性がある"と、戦後間もない1945年10月、当時のローマ教皇ピウス12世(在位1939〜58年)が、後に米国大統領になるアイゼンハワー欧州戦線最高司令官にそう伝えていたと、バチカンが最近公開した文書でも判明しています。
極東国際軍事裁判(東京裁判)においてインドのラダ・ビノード・パール判事(1988〜1967)はその不同意判決書の中で、日本軍による残虐な行為の事例が「ヨーロッパ枢軸の重大な戦争犯罪人の裁判において、証拠によりて立証されたと判決されたところのそれとは、まったく異なった立脚点に立っていると、戦争犯罪人がそれぞれの指令を下したとニュルンベルク裁判で認定されたナチス・ドイツの事例との重要な違いを指摘した上で、「(米国の)原爆使用を決定した政策こそがホロコーストに唯一比例する行為」と論じ、米国による原爆投下こそが、国家による非戦闘員の生命財産の無差別破壊としてナチスによるホロコーストに比せる唯一のものであると述べています。
しかし現在に至るまで日本政府は何も言わずに沈黙しています。
戦勝国や大国が行った行為は黙殺されてしまうのでしょうか?
切手は1951年モナコ発行の「聖年 1950切手」の中の一枚で、ローマ教皇ピウス12世が描かれています。
切手は1995年マーシャル諸島発行の「第二次世界大戦シリーズ切手」の中の一枚で、1945年広島への原爆投下が描かれています。
切手は1995年マーシャル諸島発行の「第二次世界大戦終結70周年記念切手切手」の中の一枚で、1945年広島への原爆投下と投下を命令したハリー・S・トルーマン大統領(1884〜1972)が描かれています。
切手は2005年ミクロネシア発行の「第二次世界大戦終結60周年切手」の中の一枚で、1945年広島への原爆投下が描かれています。
切手は2005年セントビンセントおよびグレナディーン諸島発行の「対日戦勝60周年小型切手」で、1945年広島への原爆投下の光景と戦艦ミズリー艦上で降伏文書に署名するダグラス・マッカーサー連合軍総司令官(1880〜1964)が描かれています。
切手に描かれているVJ Dayは、第二次世界大戦で連合国が日本に勝利した1945年8月15日を指し、VJ は「final military Victory to Japan」の略。
切手は1995年ペンリン発行の「第二次世界大戦終結50周年切手」の中の一枚で、1945年広島への原爆投下が描かれています。
切手は2005年ネヴィス発行の「対日戦勝60周小型シート」の中の一枚で、原爆のキノコ雲が描かれていますが、この切手のテーマからすると広島または長崎への原爆投下を描いたものと思われます。