冷え込みが最も激しく、寒さが最も厳しい頃です。
1年の最低気温も大寒の期間に記録されることが多く、まさしく冬の最後の山場ですが、この時期はただ寒いだけでなく、寒さの中にも少しずつ春の気配を感じるようになってきます。
寒い日が3日続くとその後の4日は暖かくなり(三寒四温(さんかんしおん))る寒暖を繰り返しながら徐々に暖かくなっていきます。
この時期寒気を利用した凍り豆腐・日本酒・味噌・寒天などを仕込む時期で、寒の水を使うと雑菌が繁殖しにくいうえに発酵がゆっくり進んで味に深みが出るといわれています。
寒の水はとても冷たくて雑菌が繁殖しにくいため、汲み置きをして料理や仕込みに使っていました。とくに、味噌やしょうゆ、酒の仕込みに寒の水を使うと、雑菌が繁殖しにくいうえに発酵がゆっくり進んで味に深みが出るといわれました。
天然物のフキノトウは大寒の頃に芽吹き、フキノトウの芽吹きは春の足音を感じさせます。
立春が寒の明けになります
フキとフキノトウは同じ植物の別の部位で、早春に咲くフキの花の蕾のことを「フキノトウ(蕗の薹)」と呼びます。
この花が咲いた後に地下茎からでてきた葉の柄の部分がフキなのです。
フキという植物は蕾と葉柄が別々の時期に地下から出てきます。
切手は2000年台湾発行の「季節切手」の中の一枚で、大寒が描かれています。
切手は2004年日本発行の「ふるさと切手 東北の県の花」の中の一枚で、フキノトウが描かれています。
切手は1990年日本発行の「47都道府県の花 秋田版「フキノトウ」ペア切手」で、フキノトウが描かれています。
切手は2019年中国発行の「二十四節気切手」の中の一枚で、大寒が描かれています。
切手は2022年台湾発行の「二十四節気切手」の中の一枚で、大寒が描かれています。
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