2024年05月04日

梅毒に悩んだ著名人−7.ハイネ−

クリスティアン・ヨハン・ハインリヒ・ハイネ(1797〜1856)は、ドイツの作家、詩人、文芸評論家で、日本では、森鴎外が翻訳したのを始め、明治時代より多数の著書が翻訳されており、萩原朔太郎、佐藤春夫など多くの詩人に親しまれた人物です。

「なじかは知らねど心わびて/昔のつたえはそぞろ身にしむ」のハイネの作品『ローレライ』は特に有名ですねぇ。

Lorelei (Ich weiss nicht, was soll es bedeutenハイネのローレライ)

土居裕子 ローレライ 童謡・唱歌


1847年頃よりハイネは梅毒による麻痺で健康状態が急速に悪くなり、1848年には体半分が動かなくなり、5月のルーブル美術館訪問を最後に外出ができなくなり、1856年に死去します。



切手は1956年ブルガリア発行の「文化記念日切手」の中の一枚で、ハイネが描かれています。


ハイネ.ブルガリア.1956.jpg


切手は1972年東ドイツ発行の「ハイネ生誕175年記念小型シート」で、彼の肖像と両サイドには生年月日と死去した年月日が記載されています。


ハイネ小型シート.東ドイツ.1972.jpg


切手は1997年ドイツ発行の「詩人ハイネ生誕200年記念切手」で、彼の肖像が描かれています。


ハイネ.ドイツ.1997.jpg



切手は2001年イスラエル発行の「歴史的な人物切手」で、彼の肖像が描かれています。


ハイネ.イスラエル.2001.jpg
posted by 血液の鉄人 at 08:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | 医学切手 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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