フッテンは、カトリック教会の腐敗と堕落を鋭く批判し1518年、彼は「エラスムス宛ての書簡」を発表し、教会の聖職者による売官や、教皇の絶対権を批判した。
また、1520年には「カトリック教会の腐敗」を出版し、教会が人々から搾取を行っていると非難しています。
フッテンの批判は、宗教改革を推進する上で大きな役割を果たしまた、彼はドイツ語の普及にも貢献し、ドイツ近代文学の形成に影響を与えた人物でもあります。
また彼は1517年に神聖ローマ皇帝マクシミリアン1世から桂冠詩人の称号を受けてます。
※桂冠詩人(けいかんしじん)は、優れた詩人に与えられる称号※
彼はエラスムスの強い影響を受けた人物です。
彼も梅毒トレポネーマに感染し1523年梅毒で死亡しています。