2024年03月16日

黄道十二星座−14.番外編 へびつかい座 −

へびつかい座(へびつかいざ、蛇遣座、Ophiuchus:オフィウクス)は、トレミーの48星座の1つで黄道上に位置している星座ですが、黄道十二星座には含まれないとされていますが、黄道十二星座13番めの星座とされています。


ギリシア神話では、へびつかい座は、死人までも生き返らせた医学の神アスクレピオスをかたどった星座とされています。


アスクレピオスは、太陽の神アポロンの息子で、ケンタウルス族のケイロンに育てられ、医学の知識を得て多くの人を救いました。


しかし、死人までも生き返らせてしまったため、ゼウスの怒りに触れて星座にされたのです。


切手は2007年スリランカ発行の「星座切手」の中の一枚で、へびつかい座が描かれています。


へびつかい座.スリランカ.2007.jpg


切手は2011年日本発行の「星座シリーズ 第1集」の中の一枚で、へびつかい座が描かれています。


へびつかい座.日本.2011.jpg


切手は2013年グレナダ発行の「星座切手」の中の一枚で、へびつかい座が描かれています。


へびつかい座.グレナダ.2013.jpg
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2024年03月09日

黄道十二星座−13.うお座−

うお座(魚座、Pisces:ピスケス)は、ギリシャ神話においても重要な役割を果たしています。


うお座は、二匹の魚が繋がった姿を象徴しており、アフロディーテ(ヴィーナス)とエロス(キューピッド)に関連づけられています。

ギリシャ神話において、アフロディーテは美と愛の女神であり、エロスは愛と情熱の神です。


彼らは共に海から生まれた存在であり、海の生物との関連が深いとされています。そのため、うお座のシンボルとして二匹の魚が選ばれたのです。


一つの有名な物語では、アフロディーテと彼女の息子であるエロスが怪物テューポーン(Typhon)から逃れるために海に身を投じたとされています。


そこで、二匹の魚に変身して逃げ続けるうちに、彼らは星座となりました。


この物語は、アフロディーテとエロスが愛と美を象徴する存在であることを示しています。

また、うお座は、冥王星(Hades)との関連性も持っています。


冥王星は地下の世界を統べる神であり、死者の魂を迎える役割を担っています。


うお座の一部の星は、冥王星の領域と関連づけられ、死と再生、霊的な変容を象徴しているとされています。


以上のように、うお座はギリシャ神話において美、愛、死、再生などのテーマと関連づけられています。


これらの要素は、星座の意味や象徴性を理解する上で重要な要素となっています。



切手は1970年サンマリノ発行の「星座切手」の中の一枚で、うお座が描かれています。


魚座.サンマリノ.1970.jpg


切手は1976年リヒテンシュタイン発行の「星座切手」の中の一枚で、うお座が描かれています。



うお座.リヒテンシュタイン.1976.jpg



切手は2004年ロシア発行の「星座切手」の中の一枚で、うお座が描かれています。



うお座.ロシア.2004.jpg


切手は2015年ラトビア発行の「星座切手」の中の一枚で、うお座が描かれています。


魚座.ラトビア.2015.jpg
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2024年03月02日

黄道十二星座−12.みずがめ座−

みずがめ座(水瓶座、Aquarius:アクアリウス)の由来は、ギリシャ神話に登場する美少年ガニメデスの伝説に基づいています。

ガニメデスは、トロイアの王子で、とても美しい少年でした。ある日、大神ゼウスは、ガニメデスの美しさに目を奪われ、ワシに変身してガニメデスをオリンポス山に連れ去りました。

オリンポス山では、ゼウスの娘ヘーベが、神々の酒宴の際に、神々に酒を注いでいました。しかし、ヘーベは結婚して、オリンポス山を離れることになりました。

そこで、ゼウスは、ガニメデスをヘーベの代わりに、神々の酒宴の酌役に任命しました。ガニメデスは、その役目を立派に務め、神々の信頼を得ました。

ゼウスは、ガニメデスの美しさだけでなく、その忠誠心や奉仕精神にも感銘を受け、みずがめ座として天空に定めたと伝えられています。

みずがめ座は、水瓶を抱えた姿で描かれることが多いですが、これは、ガニメデスが神々の酒宴で注ぐ酒の象徴と考えられています。

また、みずがめ座は、水を司る星座とされており、豊穣や繁栄のシンボルとしても知られています。


切手は1992年ガイアナ発行の「星座切手」の中の一枚で、みずがめ座が描かれています。


水瓶座.ガイアナ.1992.jpg


切手は2005年オーストリア発行の「星座切手」の中の一枚で、みずがめ座が描かれています


水瓶座.オーストリア.2005.bmp



切手は1999年スウェーデン発行の「星座切手」の中の一枚で、みずがめ座が描かれています。


みずがめ座.スウェーデン.1999.jpg



切手は2015年ラトビア発行の「星座切手」の中の一枚で、みずがめ座が描かれています。



水瓶座.ラトビア.2015.jpg


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2024年02月24日

黄道十二星座−11.やぎ座−

やぎ座(山羊座、Capricornus:カプリコルヌス)の由来は、ギリシャ神話に登場する牧神パーン(Pan)の伝説に基づいています。

パーンは、ギリシャ神話の山や牧草地を守護する神です。半人半獣の姿をしており、頭と両足はヤギ、上半身は人間の姿をしています。

ギリシャ神話では、やぎ座は神々がナイル川で宴会を開いていたときに現れた怪物テュポンから逃げるため、動物に姿を変えた牧神パンが下半身が魚になった姿とされています。

大神ゼウスがその姿を星座としたため、上半身がヤギで下半身が魚の形になったと言われています。


"パニック"の語源は、古代ギリシャ神話の神パン(Pan)に由来します、パンは森や牧場を守る神で、彼の突然の現れによって人々が恐怖に駆られることがあったことから、パニック状態を引き起こすことから"panic(パニック)"という言葉が生まれたと言われています。


切手は1976年リヒテンシュタイン発行の「星座切手」の中の一枚で、やぎ座が描かれています。


山羊座.リヒテンシュタイン.1978.jpg



切手は1992年ガイアナ発行の「星座切手」の中の一枚で、やぎ座が描かれています。


山羊座.ガイアナ.1992.jpg


切手は2004年ロシア発行の「星座切手」の中の一枚で、やぎ座が描かれています。


山羊座.ロシア.2004.jpg



切手は2015年ラトビア発行の「星座切手」の中の一枚で、やぎ座が描かれています。


山羊座.ラトビア.2015.jpg
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2024年02月16日

黄道十二星座−10.いて座−

いて座(射手座、Sagittarius:サギッタリウス)のモデルとなったのは、ギリシャ神話に登場するケンタウルス一族のケイロンで、彼は狩猟や音楽、医学、予言などににたいへん優れていて 怪力ヘルクレスをはじめ、名医アスクレピオスなど多くの教え子がいました。

ヘラクレスがケンタウロスの一族と戦ったとき、ヘラクレスが放った毒矢がケンタウロス族の一人、エラトスの腕を射抜いて恩師であるケイロンの膝に刺さってしまいます。

ケイロンは不死でしたが、傷の痛みに耐えられず、不死の力をプロメテウスに譲り、死を選びました。

ケイロンの死後、彼の素晴らしい才能を惜しんで全能の神ゼウスが夜空に上げ、いて座にしたと伝わっています。


切手は1978年リヒテンシュタイン発行の「星座切手」の中の一枚で、いて座が描かれています。


射手座.リヒテンシュタイン.1978.jpg


切手は2005年オーストリア発行の「星座切手」の中の一枚で、いて座が描かれています。


射手座.オーストリア.2005.jpg


切手は2013年カナダ発行の「星座切手」の中の一枚で、いて座が描かれています。


いて座.カナダ.2013.jpg




切手は2015年ラトビア発行の「星座切手」の中の一枚で、いて座が描かれています。


射手座.ラトビア.2015.jpg
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