2024年04月23日

ビーグル犬物語−8.リトアニアビーグルを知っていますか−

リトアニアビーグルは、エストニアビーグルとよく似た犬種で、エストニアビーグルと同じく、バルト三国原産の嗅覚猟犬ですが、体高がやや低く、被毛の色もより白色を基調としたものが多い犬種です。

体高は35〜45cm、体重は10〜15kg程度の小型犬で先細りのマズルを持つセントハウンド犬種で、体高はエストニアビーグルと比べるとさらに低めです。

その分小回りが利き、狭い場所でもにおいを追跡することが可能です。

耳は垂れ耳、尾は飾り毛の少ない垂れ尾で被毛は短毛で、毛色は白地に茶色や黒の斑点やマーキングが入ります。

性格は明るく活発で、人懐っこい犬種ですが、運動量が多いので散歩やドッグランなどで十分に運動させてあげることが大切です。

また、知能が高く、訓練にもよく応えます。

リトアニアビーグルは、嗅覚猟犬としてだけでなく、家庭犬としても人気があり活発で遊び好きなので、子供がいる家庭でも楽しく過ごせる犬種とされています。

切手は2023年リトアニア発行の「リトアニアンハウンド切手」で、リトアニアビーグルが描かれています。

リトアニアハウンド.リトアニア.2023.jpg
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2024年04月11日

ビーグル犬物語−7.エストニアンハウンド エストニアビーグルを知っていますか−

エストニア産の大型のセントハウンド犬種をベースにイングリッシュ・フォックスハウンド、ビーグル、小型のスイス産ラウフンド系犬種などを掛け合わせて作出された。

ビーグルとラウフンド系犬種は犬のサイズを落として且つスタミナをつけるために掛け合わされた。

エストニアビーグルは、エストニア原産の嗅覚猟犬で20世紀初頭に、エストニア産の大型のセントハウンド犬種をベースに、イングリッシュ・フォックスハウンド、ビーグル、小型のスイス産ラウフンド系犬種などを掛け合わせて作出されました。

体高は45〜52cm、体重は15〜20kg程度の小型犬です。

先細りのマズルを持つセントハウンド犬種で、体高は他のバルト三国原産の猟犬種と比べると低めの部類に入ります。

その分小回りが利き、大型犬では入りにくい狭い場所でもにおいを追跡することが可能です。

耳は垂れ耳、尾は飾り毛の少ない垂れ尾で被毛は短毛で、毛色は白地に茶色や黒の斑点やマーキングが入ります。

性格は明るく活発で、人懐っこい犬種ですが、運動量が多いので散歩やドッグランなどで十分に運動させてあげることが大切で、更に良いことは知能が高く訓練にもよく応えます。

エストニアビーグルは、嗅覚猟犬としてだけでなく、家庭犬としても人気があります。

以下に、エストニアビーグルの特徴をまとめます。

原産国:エストニア
体高:45〜52cm
体重:15〜20kg
性格:明るく活発、人懐っこい
被毛:短毛、白地に茶色や黒の斑点やマーキング
用途:嗅覚猟犬、家庭犬

切手は2005年エストニア発行の「猟犬切手」で、エストニアンハウンド エストニアビーグルが描かれています。


エストニアビーグル.エストニア.2005.jpg
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2024年03月14日

ビーグル犬物語−5.ビーグルハーリヤて知っていますかー−

1920年代にビーグルとハーリアの良点を組み合わせた犬種を作り出すために考案され、その2犬種を交配させたものをもとに改良を行って品種化した犬種です。

これによりビーグルの鋭い嗅覚とハーリアのスピードと粘り強さを受け継いだ犬種になり、パックでキツネやウサギを狩るためのセントハウンドとして使われるように改良されました。

ビーグル・ハーリア(Beagle-Harrier)は、フランス原産のセントハウンドです。体高は45〜50cm、外被は厚く短すぎず平らで、毛色はフン、ブラック、ホワイトです。

ビーグル・ハーリアは、両方の品種のいいとこ取りで、ノウサギやキツネ、ノロジカ、イノシシを追跡することができトレーニングをするのが簡単で、情熱にあふれています。

ビーグル・ハーリアは、見た目は少し体の大きなビーグルで、キツネやウサギ狩りで活躍してきました。

争いは好まない平和主義者で、どんな犬とも仲良くなれ家族愛も強く、子ども達ともよく遊び、家庭犬としても適する優れた犬種です


【おまけの話】

アメリカンビーグルという犬種がありますが、この犬種はギリスから輸入され、アメリカで繁殖されるようになったビーグルを「アメリカン・ビーグル」と呼ぶことがあります。

イングリッシュ・ビーグルに比べ、しっぽが短く太い傾向にあります。

1860年頃になるとアメリカへ輸出されるようになり、すぐに人気が急騰しそれ以来、ビーグルはアメリカンケンネルクラブでの登録数ランキングでベスト10入りが続くほどの人気があります。



切手は2022年ニジェール発行の「犬切手」の中の一枚で、ハーリヤが描かれています。


ハーリャ.ニジェール.2022.jpg



切手は2018年シエラレオネ発行の「猫と犬切手」の中の一枚で、ビーグルハーリヤが描かれています。



ビーグルハーリャ.シエラレオネ.2018.jpg
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2024年03月06日

ビーグル犬物語−4.ビーグルをモデルにしたキャラクター−

ビーグルは、漫画「ピーナッツ」のキャラクター「スヌーピー」のモデルとなった犬種として有名です。

スヌーピーは、アメリカの漫画家、チャールズ・モンロー・シュルツ(1922〜2000)が1950年から書き始めた漫画『ピーナッツ』に登場するオスのビーグル犬で、作品の主人公チャーリー・ブラウン少年の飼い犬です。

スヌーピーの特徴は、白い体に大きな黒い耳、首に首輪とリボンを付けていることです。

また、頭の上には雲を乗せていることもよくあります。

スヌーピーは、チャーリー・ブラウンとは対照的な、楽天的で自由奔放な性格で、彼は、空想の世界でパイロットや探検家、宇宙飛行士など様々な冒険を繰り広げています。

スヌーピーは、世界中で愛されているキャラクターでその人気は、漫画やアニメだけでなく、グッズやイベントなど多岐にわたります。

スヌーピーの魅力は、その愛らしい容姿と、チャーミングでユーモアあふれる性格にあると言えるでしょう。

彼は、私たちに笑顔と勇気を与えてくれる、永遠のヒーローです。

スヌーピーの代表的なグッズとしては、ぬいぐるみ、Tシャツ、雑貨などが挙げられます。

また、スヌーピーをテーマにしたイベントも世界各地で開催されています。

スヌーピーは、これからも世界中の人々に愛され続けるキャラクターであり続けるでしょう。

スヌーピーの切手は日本はじめ世界中から数多く発行されていますので、その一部を紹介します。


切手は2023年日本発行の「スヌーピーとピーナッツのなかまたち」で、スヌーピーとピーナッツの仲間たちが描かれています。


スヌーピーと仲間.日本.2023.jpg


切手は2000年ポルトガル発行の「スヌーピー 切手小型シート」で、スヌーピーが描かれています。


スヌーピー.ポルトガル.2000.jpg


切手は2022年米国発行の「チャールズ・M・シュルツ生誕100年20面シート」で、中央にスヌーピーの作家であるチャールズ・M・シュルツ、周囲にはスヌーピーとその仲間たちが描かれています。



スヌーピーとその仲間たちと作者.米国.2022.jpg


切手は2018年ドイツ発行の「スヌーピー 切手小型シート」で、スヌーピーとその仲間たちが描かれています。


スヌーピーとその仲間たち.ドイツ.2018.jpg


切手は2001年ジブラルタル発行の「ハッピークリスマス2001年スヌーピー切手小型シート」で、サンタに扮したスヌーピーとその仲間たちが描かれています。


ハッピークリスマススヌーピー.ジブラルタル.2001.jpg
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2024年02月14日

ビーグル犬物語−3.使役犬としてのビーグル−

日本の「動植物検疫探知犬」の数は合計26頭で そのうち24頭はビーグル、残りの2頭はラブラドール・レトリバーになります。

新型コロナウイルスの大流行に伴いビーグル犬を使用したコロナウイルスの探知に関する研究は進行中です。

ビーグル犬は嗅覚が非常に発達しており、特定の臭いを検出する能力が高いとされています。

そのため、ビーグル犬を使ってCOVID-19(コロナウイルス)の感染を検知する試みが行われています。

犬の嗅覚を利用したCOVID-19の検知については、世界中でいくつかの研究が進められており、ビーグル犬がウイルス感染者の臭いを嗅ぎ分けることができる可能性が示唆されています。

ただし、これらの研究はまだ実用化段階であり、確定的な結論が出ているわけではありません。

欧米など世界各国で研究が進められ、9割以上正確に嗅ぎ分けることができるという結果も出ています。フィンランドでは首都ヘルシンキの国際空港で乗客に対して実証実験が行われ、ほぼ正確に判定されました。

こうした研究をもとにアラブ首長国連邦や南米のチリの空港に配備され、アフリカのルワンダでも現在テストが行われています。

ビーグル犬は、化石探知犬のほかにも、白アリ探知犬、ガン探知犬、爆発物探知犬、トリュフ探索犬として活躍しています。

切手は2013年トーゴ発行の「トリュフとトリュフドッグ切手」の中の一枚で、白トリュフを探すビーグル犬が描かれています。


トリュフ探索ビーグル.トーゴ.2013.jpg



切手は2022年トーゴ発行の「犬による新型コロナウイルス感染症の検出小型シート」で、左下の切手にビーグル犬の新型コロナウイルス探索犬が描かれています。


コロナ探索ビーグル.トーゴ.2022.jpg


切手は2022年ニジェール発行の「犬による新型コロナウイルス感染症の検出小型シート」で、左下のシート面にビーグル犬の新型コロナウイルス探索犬が描かれています。


コロナ探索ビーグル.ニジェール.2022.jpg
posted by 血液の鉄人 at 07:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | ビーグル犬切手 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする