2024年04月13日

梅毒に悩んだ著名人−4.オスカー・ワイルド−

オスカー・フィンガル・オフラハティ・ウィルス・ワイルド(1854〜1900)は、アイルランド出身の詩人、作家、劇作家で、日本人は『幸福の王子』の作者として知られています。

彼の作品の『幸福の王子』はいつ読んでも感動します。

オスカー・ワイルドも若い頃に梅毒に感染しています。

彼は当時の梅毒の治療法だった水銀療法を受けましたが当然ながら梅毒は完治しませんでした。

オスカー・ワイルドの性的興味は男性に向き同性愛にのめり込んでいきますが、当時は同性愛への理解がなく、男色を咎められたオスカー・ワイルドは2年の禁錮刑と強制労働が科せられることになり破産宣告も受けました。

出所後は各地を転々とし、失意のうちに1900年に梅毒による脳脊髄炎で死亡します。


切手は2000年アイルランド発行の「オスカー・ワイルド死去100年記念切手」の中の一枚で彼の肖像が描かれています。


オスカー・ワイルド.アイルランド.2000.jpg


切手は2000年アイルランド発行の「オスカー・ワイルド死去100年記念切手」の中の一枚で『幸福の王子』の像とツバメが描かれています。



オスカー・ワイルド.幸福の王子.アイルランド.2000.jpg


切手は2004年サンマリノ発行の「著名な小説家切手切手」の中の一枚で、オスカー・ワイルドが描かれています。


オスカー・ワイルド.サンマリノ.2004.jpg


切手は2010年アイルランド発行の「2010年ヨーロッパ切手」で、彼の代表作『幸福の王子』登場するツバメと幸福の王子の像が描かれています。


幸福の王子.アイルランド.2010.jpg
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2024年04月06日

梅毒に悩んだ著名人−3.ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ−

オランダのポスト印象派の画家で、"炎の画家"、"狂気の画家"と称されて有名フィンセント・ヴィレム・ファン・ゴッホ(1853〜1890)も梅毒を患っていました。

梅毒と診断されてからは水銀療法や座浴療法を受け続け、晩年は梅毒が進行し梅毒による麻痺性痴呆と診断されて、精神病院にも入院しています。

ゴッホは淋病で入院していた時期もあったことから、なおさら梅毒感染説は真実味を帯びるというわけです

ゴッホは生前から「耳きり事件」などの奇行が目立っていたことから、統合失調症や双極性障害、メニエール病による奇行というのも有力な説ですが、神経梅毒が原因の奇行だったのではないかという説もあります。


切手は1990年セントビンセントおよびグレナディーン諸島発行の「ゴッホ死去100年記念切手」の中の一枚で、耳を切り落とした後の『包帯を巻いた自画像』です。


ゴッホ自画像.セントビンセントおよびグレナディーン諸島.1990.jpg



切手は2003年サントメ・プリンシペ発行の「著名人切手シリーズ」の中の一枚で、耳を切り落とした後のゴッホの肖像が描かれています。



ゴッホ.サントメ・プリンシペ.2003.jpg



切手は2001年モザンビーク発行の「ゴッホ絵画連刷切手」で、ゴッホの肖像と彼の絵画が描かれています。


ゴッホ連刷切手.モザンビーク.2001.jpg



切手は1998年ウドムルト共和国発行の「絵画切手」でゴッホの肖像が描かれています。


ゴッホ.ウドムルト共和国.1998.jpg
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2024年03月29日

梅毒に悩んだ著名人−2.フランツ・シューベルト−

フランツ・ペーター・シューベルト(1797〜1828)は、オーストリアの著名な作曲家で、『野ばら』、『美しき水車小屋の娘』、『魔王』、『冬の旅』、『未完成』などの有名曲で知られています。

シューベルトは31歳の短い人生の間に1000曲を超える作品を残しています。

シューベルトは25歳の1822年の年末か、1823年の初頭に梅毒の診断を受けたと考えられています。

フランツ・シューベルトは、女中から感染したとされています。

彼の代表作である『未完成交響曲』を作曲していた時は、梅毒の第1期から第2期への移行期と考えられます。

時期は、まだ神経障害は起こっていません。

当時の梅毒は“不治の病”とされており、感染したシューベルトは極めて大きなショックを受けたと思います

悲劇的な状況に対する大きなショック、そして神に見放されたかのような思いと、半面、神の救いへの渇望などが入り乱れて、シューベルトは『未完成交響曲』を作曲しましたが、1楽章は彼の苦悩を音楽にし、2楽章では神の救いを音楽にした時点で、これ以上、もう書くことがなくなり未完となったとも考えられます。

シューベルトの死因については、死去した年の10月にレストランで食べた魚料理がもとの腸チフスであったとも、エステルハージ家の女中から感染した梅毒の治療のために投与された水銀が体内に蓄積した結果中毒症状を引き起こして死に至ったとも言われています。


切手は2022年ボスニア・ヘルツェゴビナ発行の「シューベルト生誕225年記念切手」で、シューベルトが描かれています。


シューベルト.ボスニア・ヘルツェゴビナ.2022.jpg



切手は2022年北マケドニア発行の「シューベルト生誕225年記念切手」で、シューベルトが描かれています。


シューベルト.北マケドニア.2022.jpg


切手は2022年ニジェール発行の「シューベルト生誕225年記念小型シート」で、シューベルトが描かれています。


シューベルト.ニジェール.2022.jpg

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2024年03月23日

梅毒に悩んだ著名人−1.フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ−

現在世界的に梅毒が大流行していますが、当然日本国内においてもそうです。

これに鑑み梅毒に悩んだ著名人を知りあげていきますのでお付き合いください。

1942年にペニシリンが実用化され、今まで不治の病とされていた梅毒がやっと治療の道が広がりました。

現在は梅毒は治療すれば完治する感染症となりましたがが、かつての人々は梅毒のついては何が本当の原因かもわからず、神からの罰と考え恐れ慄きひたすら耐え続けてやがてくる死を待つしかなかったのです。
 
第1回目は、実存主義の代表的な思想家のフリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェです。

ドイツ・プロイセン王国出身の哲学者で古典文献学者でもあったフリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ(1844〜1900)は、現代では実存主義の代表的な思想家の一人として知られている偉大な思想家です。

1878年に『人間的な、あまりにも人間的な』を出版した頃から慢性の頭痛に苦しめられて大学を退職し在野の哲学者として、病気療養のために夏は気候のよいスイス・サンモリッツ近郊の村に、冬はイタリアのジェノヴァやトリノ、あるいはフランスのニースといった地中海都市で過ごすようになっています。

1883〜1885年には代表作『ツァラトゥストラはかく語りき』を書き上げますが、この頃から頭痛や不随意運動などの神経症状に苦しめられるようになります。

頭痛や不随意運動などの神経症状に苛まれ、1889年には騒動を起こして、警察に拘束されています。

友人たちよってバーゼルの精神科病院に連れて行かれ、残る生涯をそこで過ごすことになりますが、診断は「進行性麻痺」、つまり脳梅毒だったのです。

彼は最終的に精神錯乱状態になって死亡します。

切手は2000年ドイツ発行の「ニーチェ没後100年記念切手」で、彼のイラストの肖像画が描かれています。

この肖像画は、エドヴァルド・ムンク(1863-1944)によって描かれたものです。


ニーチェ.ドイツ.2000.jpg
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2024年03月21日

ビーグル犬物語−6.サツマビーグルて知っていますか−

サツマビーグルは、明治時代後期にイギリスから日本に輸入されたビーグルやバセットハウンド、ハリアーなどを薩摩犬と交配して誕生した犬種で、鹿児島で130年の歳月を掛け品種改良された日本固有の獣猟犬です!

見た目や顔立ちは、バセットハウンドに大変良く似ていますが、バセットハウンドのタルミをとり、引き締まった容姿をしていて特に顔よりも大きな垂耳が特徴的です。

サツマビーグルは体臭が非常に少ないと言われていて、家庭で飼育する場合も匂いはあまり気にならないとそうです。

また、病気に強いという嬉しい特徴もあります。

平均体重は15〜20kgの中型犬で、カラーはホワイト・ブラック・茶系で、白をベースに、黒と茶色の斑が入っている子が多いようです。

性格は優しく従順で、人に対して友好的なため、家庭犬としても向いているそうです。

サツマビーグルは、鹿児島で130年の歳月を掛け品種改良された日本固有の獣猟犬です!

純血サツマビーグルの全国飼育数は僅か164頭、その内繁殖可能な牝犬は40頭しか居ないのが現状だそうです。

大変希少な犬種です。

残念なことにサツマビーグルは、現在もまだ犬種登録に至っていません。

純血サツマビーグルと偽り、もぐり販売をしているのでご注意ください。


2021年7月2日(金)に「坂上どうぶつ王国」という番組で、【激レア犬種1位】と紹介されています。

一般的には見かけることはありません、もちろんペットショップでの取り扱いは有りません、そのため入手するには「サツマビーグルの郷」に連絡した上で、予約するしか有りません。

サツマビーグルに関しては、狩猟犬『サツマビーグル』の郷を参照してください。

【サツマビーグル』の郷】

【サツマビーグルの仔犬】



ビーグル好きにとては是非とも飼ってみたい犬種です。

残念なことにサツマビーグルの切手は何処からも発行されていませんので、バセッドハウンドの切手を紹介しておきます。


切手は1973年ブータン発行の「犬切手」の中の一枚で、バセッドハウンドが描かれています。


バセッドハウンド.ブータン.1973.jpg


切手は1975年パラグアイ発行の「犬切手」の中の一枚で、バセッドハウンドが描かれています。


バセッドハウンド.パラグアイ.1975.jpg
posted by 血液の鉄人 at 09:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | 医学切手 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする