今回から数回にわたりギリシャ神話に登場する各種アイテムを紹介していきます、これらの中には医学に関するものも含まれています。
ケラウノス全能の神ゼウスの持つ武器で, 雷霆(らいてい)とも呼ばれています。
天才的な職人であるサイクロプスによって作られたこの武器は、一撃で世界を滅ぼすほどの威力を持つオリンポス最強の武器と言われます。
ケラウノス(Keraunos)は、ギリシャ神話に登場する神の一人です。彼は雷や稲妻の神であり、主にゼウスの力を象徴しています。ケラウノスは、ギリシャ語で「雷鳴」という意味です。
ケラウノスは、ゼウスが使う雷霆(らいてい)の武器を持ち、天空を駆け巡りながら雷を打ちます。彼の雷は非常に強力で、大地を揺るがすほどの破壊力を持っています。
また、ギリシャ神話ではケラウノスはしばしば神々の使者としても登場します。
彼は神聖なメッセージを運ぶ役割を果たし、人々に神の意志を伝えることがありました。
ケラウノスは、他の神々や英雄たちとの物語の中でしばしば重要な役割を果たしています。
彼の雷は、戦争や神話の物語において力強い象徴となっています。
ケラウノスに関する具体的な物語や伝承はさまざまであり、彼についての詳細な情報は多くは残されていませんが、彼の重要性と力強さは、古代ギリシャ文化において高く評価されていたことがわかります。
ケラウノスは、ギリシャ神話のゼウス神の雷のボルトです。それは通常、1 つの先端を持つ長い、金属製の棒として描かれますが、複数の先端を持つ場合や、フォークのような形をしている場合もあります。
ゼウスは、敵を倒したり、力を示したりするためにケラウノスを使用しました。また、嵐や雷雨を引き起こすためにも使用しました。
ケラウノスは強力なシンボルでした。ゼウスの力と権威、そしてしばしば天候を制御する彼の能力を表しています。
それはまた、神の怒りと復讐の象徴でもありました。
ケラウノスは、古代ギリシャの多くの芸術作品に登場していて彫刻、および陶器多くの場合、ゼウスの手に描かれ、彼の力を示しています。
また、嵐や雷雨を描いたシーンにも登場します。
切手は1937年ギリシャ発行の「ギリシャの歴史切手」で、ケラウノスを持つ全能の神ゼウスが描かれています。

切手は1973年グレナダ発行の「世界気象機関創立 100 周年切手」の中の一枚で、雷を操るゼウスが描かれています。

posted by 血液の鉄人 at 08:03
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ギリシャ神話
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